良くない時に本質が出る

選手達のどこを1番観察させて頂いているかというと…

圧倒的に劣勢の状態の時。

勝ちたい試合というものは、ほとんどが劣勢の状態!!

立て直すために何ができるのか?

それを考えてプレーできている選手とただ頑張るという感覚でプレーする選手。

少し先でとても大きな差となって現れる。

そういう選手をたくさん見てきた。

今の小学6年生と5年生に中学生になったら大きく化けるであろう選手がいる。

そのことに気がついたのも少し前。

どんな状況下でもプレーが変わらない。

このスタイルにはアドバンテージが必ずある。

それをわかっていてそのスタイルなのかは不明だが、ここ最近のプレーを観察していると間違いなく数年後化ける印象。

この数年後は大体当たることが多い。

わからないのは、低学年からの化け方は正直あんまりわからない。

未知数な感じがして、安易にこんな感じというのは語れない。

もちろん今がそうだからといって数年後そのまま成長し続けるのか?

これもわからない。

あくまでも逆算して刺激を与え続けた場合の話。

こちらも学び続けてそういう選手が化けるように携わっていく。

シドウというものがこんなにも奥深くて楽しいものであることに幸せを感じている。

自分を立て直すルーティンなどはいらないと思うが、試合中に感覚を変える必要がある。

感覚を研ぎ澄ますと日によって変わっていることに気が付く。

それは『調子』とは少し違うと思っている。

毎回のトレーニングで選手達には違う言葉で隠しながら伝えている。

『誰かに教わった漢字はすぐに忘れるが、自分の力で辞書を調べて学んだ漢字は覚えているものだ』

良くない時でも力の出せる選手にならなければいけない!!!