「サッカーはつながり合いのスポーツだ。誰かが一度ミスをしたらパスをもらえないなんて馬鹿げている。逆だよ。どんどんパスを送ってあげればいい。何度もチャレンジしていいのがサッカーだ。ミスをしたらそのことを認めて、それを取り戻すために頑張ればいいんだ。サッカー的な思考を持てるかが重要なポイントだけど、それはサッカーの中でしか身につかない。いろんな年代の子どもたちと一緒にやるのは面白い。社会的に必要な関係性も身につく」
自分に矢印を向けることと、自分さえよければそれでいいは違う。サッカーはチームスポーツ。サッカーはお互いを生かし合い、高め合うスポーツだ。その本質を実感できる環境をどのように作るかを、それぞれの社会や地域に合わせて考えていかなければならない。それこそが大人の役割だ。
「変化させなければならない時代にいる。子どもたちがサッカーのトレーニング以外、サッカーをする場所がどんどん減ってきていることを認めること。そして、かつてのストリートサッカーをトレーニングに持ち込まなければならない。そうじゃないと十分なサッカーを学ぶ時間を作ることができない。私も同じ視点で見ている。
ここまではある記事を抜粋。
この上記に記載されていることはどうやって選手に落とし込めば良いのか?
それは
『ストリートサッカー』
という答えに行き着いた。
現代サッカーでは余白がないと感じることがある。
その余白は今までは選手達が持っているパーソナルな部分だった。
今はそこが身につく環境がほぼない。
クラブやスクールでストリートサッカーの環境に近い状態を提供できるようにしていく。
そういうトレーニングの時がないと選手の発想の部分は成長できない。
そればっかりでも良くないから使い分けをして選手達に刺激を与えていく。
選手を育てるには、選手が自分で考えてfootballをする時間が何よりも大事。
ストリートサッカーのような試してみる場が選手に余白を与える。
今はフィジカルベースかもしれないが、どの時代にもどのfootballにもファンタジスタは必要だと思っている。
ゴリゴリ守れるファンタジスタが育ってもそれも楽しみだ。
