秋山浩人という人間の話
5年生の冬にvibolaに入団してきてくれた。
5年生からサッカーを始めて、湊FCという小学校の少年団でサッカーをスタート。
もっと上手くなりたいと思い、クーバーというスクールにも通って技術を学んでいた。
そこでイッサとハルに出会った。
圧倒的にそこのスクールで上手かった2人にどこのチームか尋ねると『vibola』という名前が出てきた。
日に日に強いチームに挑んでみたい気持ちが出てきて
秋ごろから自分の可能性を試してみたいと思って、数ヶ所のチームの体験へ行った。
八戸では名前の知れているクラブにはほぼ行った。
vibolaにも行った。
そこで受けた衝撃を今でも覚えている。
『ボールが全く持てなくて、トラップすれば失っている。体力的にもきつかった』
でも自分はそれを求めてきたので頑張ることに少しずつ楽しみを感じてきた。
そんな中、vibolaが岐阜で行われた国際大会へ招待され、初めて行くことになり、そのメンバーに選んでもらえた。
入ったこともないスタジアム。そこで試合する喜び。
ワクワクが止まらなかったのを覚えている。
それでも自分には足りないものが多くてレギュラーには中々なれなかった。
とにかくトレーニングだと思い、トレーニングがない時は夢の大橋を２往復、タイムを測って走ったり、その後にブラクラのドリブルメニューを公園でやる日々を繰り返した。
チームトレーニングも他のチームでは経験したことのないようなメニューが新鮮で面白かった。
半年続けて全日の県予選の1回戦からレギュラーで出場するようになった。
最初は緊張したけどレギュラーで出してもらったことの責任や監督やコーチの期待に応えたくて全力でプレーする中で自信も持てるようになった。
決勝戦、たくさんの方々が見ている中での試合。
ワクワクしながら試合を楽しむことができた。
優勝した瞬間は、大きな舞台での試合の経験がないから実感がわかなかった。
けど、嬉しかった。
そして待ちに待った目標だった全国大会はどうだった？
今までの自分の人生が大きく変わった。
試合の時は多少の緊張感はあったが、緊張よりもワクワクがあって楽しめた。
相手の強さ、巧さ、速さいろんな経験ができた。
今度はそういう相手に勝てるようになりたいと思うようになった。
Vibolaに来てよかったことは？
試合に出られるとは思ってなかった。
1年間は無理だと思っていたけど、周りのレベルが高いからドンドン自分がレベルアップしていることがわかった。
自分もサッカーに対する考え方や目標を目指して達成する楽しさ、この1年間で国際大会、全国大会、青森県内３冠という結果や経験で成長できたことが良かった。
チャレンジして飛び込んでみてよかった。
ヒロトの送迎を担当しているのでその車内でなんとなく聞いてみたことを書かせてもらった。
このような選手が増えてくればいろんなことが変わっていくと思う。
チャレンジなくしてこの経験は無かった。
大人の自分も考えさせられた。
とりあえず、できるだけヒロトの言葉で再現したけど、マジで返答が大人すぎてびっくりした。
それが一番の驚きだったかも知れない…
1人でも多くのフットボーラーに出会えることを楽しみにしています。